2017年08月09日

議員研修

 午前10時から議会運営委員会が開催され、次の事項が協議されました。本会議における答弁者の発言訂正について、特別会議の説明委員について、本会議における討論について、その他には大津市議会・草津市議会広域連携について、大津市総合防災訓練について、湖西線の並行在来線問題に係るJR西日本への要望についてであります。

 また午後1時から公共施設対策・防災対策特別委員会連合審査会が議場で開催されました。審査事項は、「将来都市像を踏まえた市民センター再編に伴う防災機能等の在り方について」であり、両委員会の委員さんから執行部に対して多くの質問がありました。

 平成22年度、(前期)集中改革プランの取り組みについて「市民センターの機能の検討」が明記され、経営の視点、行政運営の効率化における取り組みが検討され、その後、大津市公共施設白書が公表、大津市公共施設マネジメント基本方針の策定、公表が行われました。
 平成26年度に市民センター機能等の在り方検討について「庁内検討会議」を設置し本格的に検討が開始されました。
その検討のなかで現在36支所を基幹支所7か所程度、縁辺部支所の選定が現在検討されています。これを踏まえ両委員会で防災機能等について、本日審査されました。

 市民センターは、支所機能、公民館機能、地域自治機能、防災機能を備えております。今年度選定基準に基づき基幹、縁辺部支所案の選定、公表を行い各学区意見交換会、編成移行計画の策定に取り組む予定となっています。
 公民館については将来「コミュニティーセンター化」を検討し、6学区を対象にモデル事業を実施するも思うように進まず、また住民主体のまちづくりの展開として検討されている「まちづくり協議会」の設立を検討しています。

 これまでの市民サービスの一環として36学区に支所を設置してきたものですが、選定基準に基づき、支所機能を有する7か所と縁辺部支所のみ職員さんが配置され、その他は住民主体で運営を任せる方向です。

 市民センターの再編は将来のまちづくりに大きな影響を与え、市民の関心も高く、市民の声、議会の意見も十分に聞いたうえで、慎重かつ丁寧に時間をかけて議論を尽くして進めるべきであると、昨年の委員会の中間報告が委員長が行っています。
今後は委員会の開催回数を重ね選定方法やまちづくり協議会のあり方などについて十分な議論を行っていきたいと考えております。

 午後3時過ぎから議員研修会が議場で行われ、「監査制度改革下における議会と監査のあり方について」同志社大学大学院 総合政策科学研究科の新川 達郎教授にご講演いただきました。

 議会選出監査委員の法改正が行われ、平成30年4月から条例で定めることにより議会から委員を選出しないこともできるようになります。大津市議会では2名の議選委員を選出しており、今後の選出について議論することになります。これからの議会と監査を考える論点、地方自治体の議会と監視機能、監査権限などについてご教授いただきました。監視機能として議選委員は重要だと思いますが、監査の専門性から考えると難しい面もあります。

本日は長崎に原爆が投下されてから72年となり、長崎市の平和公園で平和記念式典が開かれました。核兵器はいらない、犠牲になられた御霊に謹んでご冥福をお祈り申し上げます。










  


Posted by こんちゃん。 at 22:37Comments(0)議会報告