
2018年12月05日
当初予算編成について
質疑並びに一般質問の2日目 本日も6名の議員さんが登壇されました。
私の昨日行った質問項目について答弁書をいただきましたので、投稿させていただきます(抜粋)いつもより長文ですが、大切な質問だったのでご了承ください。
(1)平成31年度当初予算編成について
Q 厳しい財政状況ではあるが、総計予算主義の原則に基づき、全容を明らかにし、見込まれる一切の収入と支出を計上して予算編成を行うことが重要であり、平成31年度当初予算編成に向けた市長の方針を問う
A 当初予算編成に向けた本市の基本方針について市長答弁
人口減少社会、少子高齢化の進展、税収減少と社会保障費に対する財政負担の増大で大変厳しい財政状況が続くと認識しており、基本としてきた歳入に見合う歳出による予算編成を徹底するとともに、5年間の中期財政フレームにおいて、明らかにしてきた平成31年度の健全財政収支の達成を基本的な枠組みとしていく。
その上で、重点項目としてきた、ごみ処理施設改築更新及び中学校給食の全市拡大をはじめ、総合計画第1期実行計画の推進、社会保障費の大幅な増加に向け、行財政改革を進め、健全財政の堅持の実現を図ることを基本方針として編成に臨む考えである。
特にごみ処理施設の2施設の建て替えに多額の費用を要することから、市全体の予算を調整しなければ、過去に経験のない大規模事業は進められない。
そして、人口減少社会、少子高齢化の進展に対し、民生費を中心とする扶助費、国保や医療、介護保険事業の適切な運営に必要な繰出金などの社会保障関連経費、保育施設運営費等の児童福祉施策の推進費などについて、制度変更への適切な対応とあわせ、自然増を見通しながら、1年間に所要とされる予算を適正に見込んでいく。
Q 補正予算は災害など緊急時及び国、県からの補助金や政策に従い編成するもので、本市の制度変更がないにも関わらず、追加予算議案を提出すること自体通年予算であるとは言い難い状態で、通常会議ごとに補正予算が編成されることで多大な労力と時間が費やされる。補正予算のあり方について問う
A 補正予算のあり方について市長答弁
議員ご指摘の国庫補助金交付内示を受けた補助事業のほかに、制度変更や迅速な対応政策実現、災害復旧費や社会情勢の変化に伴う社会保障費の不足の需要への対応などに加えて、速やかに対応することが一層に効果を増すことになる景気回復を目途とした国の補正予算への対応を中心に編成した。
本年6月通常会議では「待機児童緊急事態宣言」に基づいた民間保育施設整備補助を追加するなど、スピード感を持って対応しており、時代の変化に対し、市民の皆様のために迅速かつ柔軟に政策を実行に移すことができるよう編成に努める。
Q 市民の要望に応えるべく、各部局の予算要求内容をしっかりと見極めて選別し、各部局への適正な予算配分とバランスのとれた予算編成に対する本市の考え方について問う
A 各部局の事業推進についての予算編成について総務部長答弁
歳入に見合う歳出による予算編成を基本としつつ平成31年度の財政収支の達成を念頭に、各部局における創意工夫と効果的な事業手法に対する主体的な検討を求めるとともに、マネジメント力の発揮を促せるよう、予算要求前に概算の予算配分を実施した。
限られた財源を効率的に活用、事業の推進を尽くしてもあらゆる需要に応えることは困難であり選択と集中を進める必要がある。
社会保障関連経費への重点配分を行なったうえで、事業部局から提出された予算要求内容について、各事業が有する重要性や緊急性、市の抱える課題解決に対する貢献度を照らしながら優先性も見極め編成に努める。
上記のような答弁でありましたが、昨年の11月にも適正な予算編成について質問を行いましたが、殆ど反映されていません。
以下、私の再質問の内容と考え方です。
厳しい財政状況と大型事業、社会保障関連経費の増大は否めませんが、いきなり6月通常会議から補正予算が提出されるのが常で、制度変更もないのに突発的な補正予算の提出もあり、特に今通常会議での、扶助費で約20億円の補正予算が上程されています。担当課はこれほどの金額の読み間違えは決してしないはずです。
予算要求時に担当課が推計により予算要求していてもシーリングが設定され要求が認められず、結局今回のような補正予算となるわけです。
その結果、当初予算額と決算額に大きな乖離が生じ、当初予算で編成すべきものが計上されず、補正予算ありきで予算編成されているわけです。
そこで私は地方自治法に定められている総計予算主義の原則に基づき予算編成を行い、市民に全容を明らかにするべきであると考えています。
市長が働き方改革を推し進めるのであれば、通常会議ごとに補正予算議案を提出せず、当初予算にしっかりと盛り込むべきです。補正予算提出のため執行部は労力と時間が費やされ、また議案審査のための労力と時間も費やさなくてはなりません。
私は平成31年度当初予算編成で、総計予算主義の原則に基づき取り組まれることとに期待します。
今後もより一層注視してまいります。


私の昨日行った質問項目について答弁書をいただきましたので、投稿させていただきます(抜粋)いつもより長文ですが、大切な質問だったのでご了承ください。
(1)平成31年度当初予算編成について
Q 厳しい財政状況ではあるが、総計予算主義の原則に基づき、全容を明らかにし、見込まれる一切の収入と支出を計上して予算編成を行うことが重要であり、平成31年度当初予算編成に向けた市長の方針を問う
A 当初予算編成に向けた本市の基本方針について市長答弁
人口減少社会、少子高齢化の進展、税収減少と社会保障費に対する財政負担の増大で大変厳しい財政状況が続くと認識しており、基本としてきた歳入に見合う歳出による予算編成を徹底するとともに、5年間の中期財政フレームにおいて、明らかにしてきた平成31年度の健全財政収支の達成を基本的な枠組みとしていく。
その上で、重点項目としてきた、ごみ処理施設改築更新及び中学校給食の全市拡大をはじめ、総合計画第1期実行計画の推進、社会保障費の大幅な増加に向け、行財政改革を進め、健全財政の堅持の実現を図ることを基本方針として編成に臨む考えである。
特にごみ処理施設の2施設の建て替えに多額の費用を要することから、市全体の予算を調整しなければ、過去に経験のない大規模事業は進められない。
そして、人口減少社会、少子高齢化の進展に対し、民生費を中心とする扶助費、国保や医療、介護保険事業の適切な運営に必要な繰出金などの社会保障関連経費、保育施設運営費等の児童福祉施策の推進費などについて、制度変更への適切な対応とあわせ、自然増を見通しながら、1年間に所要とされる予算を適正に見込んでいく。
Q 補正予算は災害など緊急時及び国、県からの補助金や政策に従い編成するもので、本市の制度変更がないにも関わらず、追加予算議案を提出すること自体通年予算であるとは言い難い状態で、通常会議ごとに補正予算が編成されることで多大な労力と時間が費やされる。補正予算のあり方について問う
A 補正予算のあり方について市長答弁
議員ご指摘の国庫補助金交付内示を受けた補助事業のほかに、制度変更や迅速な対応政策実現、災害復旧費や社会情勢の変化に伴う社会保障費の不足の需要への対応などに加えて、速やかに対応することが一層に効果を増すことになる景気回復を目途とした国の補正予算への対応を中心に編成した。
本年6月通常会議では「待機児童緊急事態宣言」に基づいた民間保育施設整備補助を追加するなど、スピード感を持って対応しており、時代の変化に対し、市民の皆様のために迅速かつ柔軟に政策を実行に移すことができるよう編成に努める。
Q 市民の要望に応えるべく、各部局の予算要求内容をしっかりと見極めて選別し、各部局への適正な予算配分とバランスのとれた予算編成に対する本市の考え方について問う
A 各部局の事業推進についての予算編成について総務部長答弁
歳入に見合う歳出による予算編成を基本としつつ平成31年度の財政収支の達成を念頭に、各部局における創意工夫と効果的な事業手法に対する主体的な検討を求めるとともに、マネジメント力の発揮を促せるよう、予算要求前に概算の予算配分を実施した。
限られた財源を効率的に活用、事業の推進を尽くしてもあらゆる需要に応えることは困難であり選択と集中を進める必要がある。
社会保障関連経費への重点配分を行なったうえで、事業部局から提出された予算要求内容について、各事業が有する重要性や緊急性、市の抱える課題解決に対する貢献度を照らしながら優先性も見極め編成に努める。
上記のような答弁でありましたが、昨年の11月にも適正な予算編成について質問を行いましたが、殆ど反映されていません。
以下、私の再質問の内容と考え方です。
厳しい財政状況と大型事業、社会保障関連経費の増大は否めませんが、いきなり6月通常会議から補正予算が提出されるのが常で、制度変更もないのに突発的な補正予算の提出もあり、特に今通常会議での、扶助費で約20億円の補正予算が上程されています。担当課はこれほどの金額の読み間違えは決してしないはずです。
予算要求時に担当課が推計により予算要求していてもシーリングが設定され要求が認められず、結局今回のような補正予算となるわけです。
その結果、当初予算額と決算額に大きな乖離が生じ、当初予算で編成すべきものが計上されず、補正予算ありきで予算編成されているわけです。
そこで私は地方自治法に定められている総計予算主義の原則に基づき予算編成を行い、市民に全容を明らかにするべきであると考えています。
市長が働き方改革を推し進めるのであれば、通常会議ごとに補正予算議案を提出せず、当初予算にしっかりと盛り込むべきです。補正予算提出のため執行部は労力と時間が費やされ、また議案審査のための労力と時間も費やさなくてはなりません。
私は平成31年度当初予算編成で、総計予算主義の原則に基づき取り組まれることとに期待します。
今後もより一層注視してまいります。

