2015年03月11日

東日本大震災から4年

 東日本大震災から4年の年月が経ちました。阪神淡路大震災にしても東日本大震災にしても発生時の衝撃というのは、この滋賀の地にいても忘れることはできません。
 阪神淡路大震災では火災が発生しましたが、津波被害はなく、東日本大震災に関しては、津波の影響で未だに行方不明者が2584人と報じられており、仮設住宅には8万人の方が現在も入居されている状況です。
 本日も役所で執行部から20日に行われる特別会議の説明を受けている最中、庁内放送が流れ午後2時46分から1分間の黙祷を行いました。
 早期の復興を願うものでありますが、災害公営住宅の建設の遅れや東京電力福島第一原発事故に伴う汚染水の流出も続いており、廃炉作業は進んでいませんし難題が山積しております。
ご家族や親しい人が行方不明で、未だに発見されていないということは耐え難いことだと思います。
 視察で仙台市に伺った時のタクシー運転手さんの物々しい話が今でも思い出されますが、テレビ報道ができないくらいの状況だったそうです。
 お亡くなりになられたみなさまのご冥福をお祈り申し上げます。
 この地においても南海トラフ大地震が想定されていますが、私は自主防災組織の充実と強化を訴え防災・減災に取り組みたいと思っておりますし、また地域の絆というものは非常に大切だと認識しており、今後も全力で取り組みます。

 本日は、特別委員会が午前10時より開催され、私は所属するスポーツ振興等対策特別委員会に出席しました。私は長年スポーツに関して携わっており、この委員会は主に2順目国体について議論してまいりましたが、本日は平成22年から平成26年までの大津市スポーツ振興計画の総括と、新たに計画される大津市スポーツ推進計画の策定について意見交換をされました。
 現計画では、32事業のうち28事業について実施できたとされ、4事業については課題が残ると説明を受けましたが、私は、28事業のすべてがそうではないように感じられます。
 次期計画においては、健康増進、観光振興、まちづくりと多岐にわたっていますが、競技スポーツも重要でありますが、庁内関係部局との連携を密にして頂き、スポーツ(生涯スポーツ)を通して、高齢化に伴う健康寿命の延伸を主な施策に取り上げて頂き、計画の策定に取り組んでいただくよう要望致しました。
 長寿社会であっても日々の生活で人の手を借りず健康で生活できなければ、本人はもとより家族も大変です(健康第一)どのように反映していただけるか今後も注視して行くとともに、今後もスポーツを通じて少しでもみなさんに貢献できればと考えております。
  


Posted by こんちゃん。 at 17:13Comments(0)議会報告