2022年03月23日

傍聴

 本日は午前中に議会運営委員会が開催され、追加提出予定議案について、午後から行われる予算決算常任委員会全体会の運営方法等について協議が行われ、その他には、大津市議会ミッションロードマップの検証と評価、政務活動費に関する様式の押印廃止、部局名称変更に伴う委員会条例の改正についても協議が行われました。
 その後引き続き、広報広聴委員会が開かれ、第155号市議会だよりについて、広報広聴ビジョンについて及び広報広聴ビジョンアクションプログラムについて協議されました。
 午後から、各分科会で審査を行った当初予算及び補正予算について全体会で採決が行われ全議案可決すべきものと決しました。

 また、午後3時から教育厚生常任委員会が開催され、地方独立行政法人市立大津市民病院における複数の医師の退職について(報告)が行われたので傍聴いたしました。
 この件に関しては市民はもちろん通院・入院患者さんにとって重大な出来事であり、当然私たち議員は経過と今後の方針と取り組みについて知っておかなければならない事案です。

経過報告
 2月2日に法人理事長から市長へ「当院の外科医が患者に対して真実でない情報が記載された地ラヂヲ配布している」など、業務運営上の問題があるといった旨の報告があった。
 この口頭報告によると、患者や市民に動揺が広がる恐れがあるなど、業務上支障をきたす重大な事態が起こっていると推察されることから、市は法人に対して地方独立行政法人法第121条第1項の規定に基づく報告を求めた。
 このような中、2月に入ってから複数の医師が退職の意向を示すという事態が起こっている。
 これは、法人における今後の業務運営において、著しく支障をきたす事態が発生している恐れがあると考えられることから、今後,中期計画の進捗確認、年度評価を実施していく上で予め市議会に報告しておくべき内容であると判断した。
3月20日に評価委員会を開催し報告
・市民病院からの業務状況報告
・市民病院からの報告に関する市の確認結果及び評価等
・市民病院からの報告にかかる経営リスク評価について報告があり、事案の概要、患者・市民等への影響と対応、業務運営への影響、今後の見通し
・市の確認結果とその評価
・早急な診療体制の構築
・常勤医師の確保
・派遣元大学との信頼関係構築
・患者や市民に対しての説明責任
・収支の見込みや中期計画の指標達成
・今後の方針
 以上の報告等が行われ、その後質疑応答がありました。
 何よりもまずは医療提供体制を整えることが重要であり、法人はもちろん市もできる限りの手を尽くすべきです。







  


Posted by こんちゃん。 at 22:32Comments(0)議会報告