2020年05月08日

あれから1年

 昨年の5月8日に大津市大萱6丁目の県道交差点で散歩中の園児が交通事故に巻き込まれ、2人が死亡、14人が重軽傷を負った悲惨な事故から1年が経ちました。

 当日、地元上空をヘリコプターが数台飛び何が起こったかと思いテレビを見ると地元で大きな事故が発生していました。

あれから1年、大津市では昨年9月補正予算で、交通安全対策費として約9億1千万円の予算を可決し、保育園等の散歩ルートの点検、散歩コース、通学路の安全対策工事を実施しております。
また、全国に先駆け保育園施設周辺の通行車両に注意を促すためキッズゾーンを設置する取り組みを行いました。

 大津市議会も国に対して意見書を提出
「子どもの生命を守る交通安全対策と財源確保を求める意見書」
前文(割愛)に引き続き下記3点の取り組みを実現するよう強く求めました。
・国道等における必要な安全対策
・車止め、グリーンベルト、ガードレールの設置等ハード面の安全対策に必要となる経費に対する恒常的な財政支援を行うこと
・スクールガードと同様、散歩等の園外保育の活動において見守り等を行う(仮称)キッズガードの制度の創設及び活動従事者の事故等に対する保険加入への補助や謝礼、また交通安全啓発の充実に向け必要となる財源の確保を行うこと、以上の意見書です。
昨年は、現場に安倍首相、小泉進次郎衆議院議員にもお越しいただき、交通安全対策について要望させていただきました。

 本日は午前10時から現地において滋賀県警察による献花や啓発活動が行われました。
また地元の交通安全協会の方などが参加され、運転者に、ハンドプレートで、スピード⤵︎「子どもを守ろう」マナー⤴︎と訴えられました。
私も現地を訪れ手を合わせご冥福をお祈りするとともに、この事故を風化させないために今後も引き続き交通事故対策、道路整備等に取り組んでまいります。

 その後、役所に向かい執行部から令和2年度国民健康保険料の説明や災害対策会議の再度の打ち合わせ、副市長より昨日の各会派への説明結果の報告を受け、また議会局職員さんと来週の議会運営委員会の協議事項について打ち合わせを行いました。

ハンドプレートによる啓発


ハンドプレートによる啓発


事故現場(ガードレール)


ガードレールが設置されました


保育園周辺のキッズゾーン


安倍首相が現地確認


小泉進次郎衆議院議員が現地確認




  


Posted by こんちゃん。 at 22:37Comments(0)活動報告