2014年10月17日

いじめ

 全国の国公立小学校が2013年度に把握した、いじめ件数は11万8805件で過去最多であることが調査で分かりました。
滋賀県は大きく1.5倍と掲載され、12年度比較で国公私立の小中高校・特別支援学校で合計1331件です。認知件数では小学校が714件(昨年度434件)と大幅アップとなり、これは今まで表面化しなかった事案が取り組みによりアップしたものであります。
 本市の中2男子自殺を契機に大津市議会は「大津市子どものいじめの防止に関する条例」を策定し、その後成立した「いじめ防止対策推進法」は学校に対し「いじめ防止基本方針」の作成を義務づけました。
 また大津市では、いじめ対策推進室と学校安全推進室を設置し、また学校現場においてはいじめ対策担当教員を配置し、悲しく痛ましい事件が2度と起こらないよう取り組み、本年3月には「大津市いじめの防止に関する行動計画」を策定いたしました。
 このような取り組み結果から小中学校の1000人あたりの認知件数は、小学校の場合滋賀県の8.55件に対して大津市は12.34件であり、中学校においても滋賀県11.38件に対して大津市は16.82件となっております。
 いじめの態様は小中学校とも①冷やかし、からかい、言葉の脅し②軽く叩かれる、蹴られるなどであります。今月はいじめ防止啓発月間です。子どもをいじめから守るため、今後も取り組みがますます強化されるよう私たちも十分に見守ってまいります。
  


Posted by こんちゃん。 at 16:16Comments(0)その他