2016年01月25日

会派視察

先日からの体調不良も落ち着き、今日は会派視察で川崎市にお伺いしました。川崎市は中学校完全給食実施方針を打ち出され、当初は平成28年度中の実施を目指されていましたが、東京オリンピックによる建築資材の高騰や建設現場の状況から平成29年度中の完全実施を目指されています。
人口は大津市の34万人に対し、川崎市は146万人、中学校数も大津市の18校に対し52校であります。給食提供方法ごとの事業費用の試算では、自校式、親子方式(小〜中・中〜小)、センター方式、民設民営方式からセンター方式を選択されています。民間活力を活かした効率的手法としてPFI(公共施設等の建設、維持管理、運営等を、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う方式)を採用され、BTO(運営期間中、運営期間後ともにしが所有)方式を採用されました。食育推進では市内産、県内産といった地産地消を推進されています。
基本方針は
①早期に中学校完全給食を実施します。
②さらなる食育の充実を図る
③安全安心な給食を提供する
④温かい給食を提供する
そこで大津市との違いは、市有地を利用してのセンター建設なので事業期間が鮮明、大津市は土地の取得に時間を要しており事業期間が鮮明でない。
また、学校現場やPTA、地域に親切に説明を行い、庁内関係部局との協議会も設置するなど確実に進められている。
私は議会の質問で老朽化した東部学校給食共同調理場の移転新築を数回にわたり要望しておりますが進んでおりません。手法に問題があることは間違いありませんが、市は本当に理解しているのか疑問です。まず調理場の移転新築を前提に、中学校給食の確実な実施を進めていただきたいものですが、現在のままでは市長が明言された期間には到底間に合いません。次回一般質問で厳しく追及してまいります。
写真は関ヶ原付近、富士山、川崎市議会です。今日は雪の影響で新幹線が1.5時間遅れ昼食を摂らずに視察入りし大変でした。
明日は文部科学省を視察し、幼児教育振興法(仮称)についてご教授願います。







  


Posted by こんちゃん。 at 23:26Comments(0)議会報告