2018年12月19日

特別委員会

 本日は午前10時から各特別委員会が開催されました。
私は所属する生活支援対策特別委員会に出席し、所管調査項目である「高齢者の生活支援に関する事業について」執行部から説明を受けました。

1.あんしん長寿相談所の地域ケア会議

 あんしん長寿相談所は市内に9箇所あり、福祉・介護・保健が一体となって、高齢者の生活を支える機関です。
スタッフは、社会福祉士・主任ケアマネージャー・保健師等の専門職がおられ、介護予防の拠点となります。

 地域ケア会議とは、高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備とを同時に進めていく、地域包括ケアシステムの実現に向けた手法である。
 主な構成員は、自治体職員、包括職員、ケアマネジャー、介護事業者、民生委員、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、歯科衛生士であり、地域ケア個別回議と地域ケア推進会議があります。

2.高齢者等地域見守りネットワーク事業について

 独居や高齢者のみの世帯など、万一のときに発見が遅れる可能性の高い場合でも、異変に早く気づき対応できるよう、行政と関係機関、民間事業所などが、高齢者等を見守るネットワークを作っています。
以下のような場合協定を結んでいる事業所に連絡をお願いしています。

・ポストに郵便物や新聞が数日たまっている
・玄関や室内の電燈がついた状態が続いている
・雨戸やカーテンが何日も閉まっている
・洗濯物が数日、同じ状態で干され続けている
・いつもと違う異変を感じる

3.成年後見制度利用支援事業

 本市に居住する高齢者や障害者等の権利擁護や専門的な対応が求められる場合、関係機関と連携して問題解決を図る。
この件に関しては、弁護士や司法書士、社会福祉士、法人後見等が対応されますが、相談件数も年々増加しています。

4.養護老人ホームへの措置入所

 あらゆる生活支援を行っても、どうしても在宅生活の継続が困難な高齢者への支援としては、老人福祉法に基づく措置施設である「養護老人ホーム」への措置入所がある。
要件は2つあり
①環境上の問題
②経済的理由

 以上のような説明があり、その後質疑が行われました。

 私は、成年後見制度について質問を行い、相談件数が増加し続けているなか、他市でも実施している市民後見制度について、市民後見人養成や登録をいただき対応していただく必要も出てくるのではないかと、市の見解を問いました。
また委員間の意見交換会では、今後、益々高齢化が進む中、地域包括ケアシステムの充実と先ずは健康寿命をいかに伸ばしていただき、住み慣れた地域で毎日いきいきと楽しく生活していただくための生活支援や介護予防が必要であることを述べさせていただきました。

終了後は決議案についての対応を行い、その後は地元での活動を行いました。

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Posted by こんちゃん。 at 22:23│Comments(0)議会報告
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