2017年02月07日

視察2日目

視察2日目となりました。東京は快晴ですが強風で寒く感じます。大津は雪がチラチラとしているようです?今日は衆議院第一議員会館の会議室で国土交通省 都市局 都市計画課の職員さんから、都市計画の最近の動向〜コンパクトシティの形成に向けて〜についてご教授願いました。日本の総人口は、今後100年間で100年前(明治時代後半)の水準に戻っていく可能性!!ちなみに江戸幕府成立時1,227万人、明治維新3,330万人、終戦7,199万人、なんと2100年の低位推移では3,795万人、中位推移でも4,959万人で高齢化率41.1%となるそうです。地方都市の現状と課題としては①急速な人口減少と高齢化に直面し、地域産業の停滞もあり活力低下 ②市街地が拡散し、低密度な市街地を形成 ③厳しい財政状況下拡散した居住者の生活を支えるサービスの提供が将来困難になりかねない。これらに対処するためコンパクトシティ化により、居住を公共交通沿線や日常生活の拠点に緩やかに誘導し、人口集積を維持・増加させ居住と生活サービスを施設との距離を短縮することにより、生活サービス施設の立地と経営を支え、市民の生活利便性を維持していこうというものです。
このようなことから平成26年の改正都市再生特別措置法及び地域公共交通活性化再生法に基づき、都市全体の構造を見渡しながら、居住機能や医療・福祉・商業などの都市機能の誘導と、それと連携した持続可能な地域公共交通ネットワークの形成を推進する。立地適正化計画と公共交通網形成計画の大きく分けて2本の計画で好循環を実現するものです。昨日の宇都宮市はすでに取り組んでおられますが、大津市は平成29年から平成43年までの15年間を計画期間として、市民が子育ての時期や年をとっても、また、子どもや孫の世代が地域で安全、安心、快適に住み続けられる持続可能なまちを目指して、現在、大津市都市計画マスタープランを策定しているところであります。この視察が今後に活かせるよう取り組んでまいります。
その後、一般財団法人ロングステイ財団の方からロングステイ活用による新しい地域活性化の考え方についてご教授願い今回の視察は終了いたしました。
会派全員無事帰ってまいりました。新幹線から見える富士山がとてもきれいでした。











  


Posted by こんちゃん。 at 21:45Comments(0)議会報告