特別委員会

こんちゃん。

2015年12月17日 23:43

本日は各特別委員会が開催されました。私は高齢者生活支援特別委員会に所属しており、今回は所管事務調査である住宅に関する課題(空家の状況と取り組みについて)調査致しました。
適切に管理が行われていない空家等、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしており、地域住民の生命、身体、財産の保護、生活環境の保全、空家等の活用のため対応が必要ということで、「空家と対策の推進に関する特別措置法」が平成27年5月26日に全面施行されました。
大津市においても空家が19270戸あり年々増加しています。建築指導課に寄せられた苦情件数は、平成26年度が52件であったのが、平成27年の4月から11月末までに151件となり、解決率は約25%です。
苦情の原因は
①建物が崩れかけている
②敷地内の草木が繁茂している
③草木が道路に越境している
④屋根瓦が落ちかけている
解決しない空家の原因は
①所有者の特定困難
②所有者に連絡しても反応がない
③所有者の事情等により対応できない
理由は
①相続人不明
②相続人が相続放棄、不在
③相続人がもめている
などであります。
この空家をまちづくりや高齢者施策に役立てようと現在国、県、市が動いています。大津市では空家に関する条例を来年度制定するため現在取り組んでいます。
私も地元でご相談をお受けしたことがあり、建築指導課に調査いただいたこともあります。条例が制定されれば対応も変わるので見守ってまいります。








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