議員研修会

こんちゃん。

2014年08月29日 16:58

 午後2時から大津市議会議員研修会が、第2委員会室で開催されました。今回のテーマは『政策形成・一般質問に「使える」議会図書室を考える』であります。
 講演の講師は塚田 洋 氏(国立国会図書館関西館アジア情報課長)で意見交換の講師は土山 希美枝 氏(龍谷大学政策学部准教授)であります。
 ①議会図書室の理想と現実
 ②議会図書室は「宝の山」なのか
 ③議会図書室を政策形成・一般質問に活用する
 が主な項目でありました。
地方自治法で議会は、議員の調査研究に資するため、図書室を附置し前二項の規定により送付を受けた官報、公報及び刊行物を補完しなければならないと規定しています。しかしこれは昭和34年に施行されものであり時代は変化しております。
 大津市議会の図書室には何度となく入室したことがありますが、図書も古く最近書籍を購入したという事実もなく、書庫という感覚であります。
 今年度の議会活性化検討委員会での検討項目は「議会図書室の充実」ですが、ちなみに現在の書籍を全部入れ替えれば1,000万円程度かかるそうです。(財政難の中、なかなか市町では捻出できないのでないでしょう?検討委員会で議論中)
  
 今はインターネットの普及で「ググる調査」を行ったり、執行部に伺いに行くため必要がないと云えばそれまでですが、文献調査で正確かつ客観的な事実をつかみ、より多角的に分析すれば、正確で説得力のある議論ができるというものですが?(国会レベル)
 11月にはタブレットが一部有料で貸与されるため、役立つほぼ無料のデータベースの活用も効果的であり、情報収集はできるものであり、調査・研究をどのように行うかが重要なポイントであります。今後はやはりこの方向ですかね。


関連記事